07 Jan
07Jan

ご自由にお取りください
Take free

街角のチラシスタンドやホテルなどに設置されているパンフレット置き場などで、この英語表現が掲示されているのを見かけることがありますが、これは一般的な言い回しではないうえに、文法的(※)にも間違っているため、ネイティブの人が見るととても違和感を感じるそうです。

※takeという動詞に目的語を入れて、"Free! Take one"とすると文法的な問題は解決できます。


では、「ご自由にお取りください」の英語表現(掲示用)にはどのようなものがあるのでしょうか。


"Free"
"Complimentary" 

「(ものやサービスが)無料」という意味。
Freeはカジュアルな表現。Complimentaryは上品な表現なのでホテルや高級レストランなどで使われることが多い。

    - Free!
  無料!(カジュアルな表現)
  - Complimentary!
  無料!(上品な表現)
  - Free WiFi  /  Complimentary WiFi
  無料のWiFi
    - Free Breakfast  /  Complimentary Breakfast
  無料の朝食


"Free! Take one" 

「無料!おひとつどうぞ」という意味。
レジ横にサービスで置いているアメなど、1つのみ無料配布の場合はこの表現を。

同じ意味で、違う表現なら、
       -Take one.... It’s free!
     おひとつどうぞ。無料です。

丁寧にするなら、Pleaseを使って、 
  - Free! Please take one
   無料!おひとつお取りください。

上品にするなら、Complimentaryを使って、   
  - Complimentary! Please take one   
   無料!おひとつお取りくださいませ。


”Please pick up a free copy”
”Free!Pick up a copy”

「(フリーペーパーやカタログなどを)1部、ご自由にお取りください」という意味。
a copy が、フリーペーパーなど「1部」を表しています。何か別のものを自由にとってもらうものをしたい場合はa copy のところに別の語を入れる。


  -Free! Pick up a candy
   無料!キャンディーをおひとつどうぞ。

"Please help yourself"

「ご自由にどうぞ」「自由にお取りください」「ご自身でお取りください(セルフサービスです)。」という意味。例えば、差し入れの食べ物を会社の休憩室に置いておくときや、ビュッフェの食べ物など、食べ物や飲み物などに使うことが多いが、それ以外の物にも使える。

        -Refreshments are available. Please help yourself
   スナックやお飲み物がございます。ご自由にどうぞ。

  -Drinks
   Please help yourself
  -Please help yourself to drinks

           ご自由にお飲みください。

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